光山 覇者(パシャ) 2005年生まれ・男の子

2012年07月15日

私が訓練に興味を持ったのはドーベルマンを飼っている友人と愛犬との信頼関係という絆に憧れたことがきっかけでした。 それまではパシャに特に大きな問題行動があるわけでもなく、ちゃんと向き合えているものだと思っていました。
しかし、後にそれは大きな勘違いであり、過信だったと気づかされます。 パシャに些細な問題行動が目立ち始め、お互いにぶつかり合うことが多くなったのです。 お互いの心が通い合わない日々に苛立ちが募っていき、ある日ついに私は感情を爆発させてしまいました。 その時のパシャの何とも言えない悲しそうな瞳は今でも私の目に焼き付いています。 「なんて酷いことをしてしまったんだろう…」と我に返り、どうしてこんなことになってしまったのか苦悩しました。 そして、冷静になって今までの経緯と自分を見つめ直してみると、原因は全て私にあったと気づきました。 私は自分の気持ちばかりでパシャの気持ちを理解する努力を全くしていなかったのです。 そしてこれまで良い関係でいられたのも全てパシャの賢さ・従順さ・努力・忍耐の賜物であって私はそれに依存しきっていたのです。 「私が変わらなければいけない。真の信頼関係を築くためにも一からやり直そう。」 そう決意した時、大きな壁にぶち当たりました。 信頼関係の築き方が分からない…。それ以前に躾け方すら分からない…。 犬を飼った経験は子供の頃だけでしたので躾に関しての知識が無かったのです。 これはプロに頼るしかないと思い、「信頼できる訓練所を知りませんか?」とパシャの主治医に相談したところご紹介して頂いたのが久保木ドッグスクールでした。 最初は預けるという選択肢は全く頭の中に無く、私も一緒に訓練に参加するつもりでした。 しかし久保木先生との面談時にはパシャの我儘もかなり酷くなっており、分離不安に近い後追いもするようになっていたため、久保木先生より「お互いがこの状態でスタートすると訓練がスムーズに行かず、犬が混乱してしまう。」との助言が。 正直、預けるのは不安がありましたが、先生たちのお人柄や犬に対する愛情が伝わりましたし、犬舎が自宅にあるという点でも安心でしたので思い切って委託での訓練をお願いすることに決めました。 それから半年間、寂しい思いもあったと思いますが、パシャは充実した日々の中で訓練や運動を思い切り楽しんでいたようで、面会時には瞳をキラキラさせながらニコニコ笑顔で私を迎えてくれました。 自宅へ帰るまでの一ヶ月間は私も訓練に参加させてもらったのですが、あまりにも私が下手だったのでパシャもうんざり…。 あれから4年が経ち、今でもパシャの楽しみのために一緒に訓練所へ通っています。 久保木先生ご夫妻に出会えたことでパシャも私も共に成長し、共に楽しみ、世界が広がりました。 本当に感謝の気持ちで一杯です。そしてこれからも末永く宜しくお願いします。 2012年7月

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