トイプードルのハル

2022年02月16日

私の職業は介護でデイサービスの職員です。老夫婦で当日4歳のトイプードル雄を飼っていました。奥様が私のデイサービスをご利用、ご主人様は当時はお元気でしたが、2020年夏くらいから体調が優れず 病院へ入院することになり、人工透析になる。とのことで、ワンちゃんの散歩は奥様がする事になりましたが、奥様もレビー小体型認知症(進行性)ふらつきもあり、度々転倒もされておりました。お二人のワンちゃんの飼い方が、間違えていたのかは不明ですが、噛みつきが激しいワンちゃんで、ご夫婦ともに手足に多数噛み跡がありました。

ご主人様が入院している間は、仕事が休みの日に家族で散歩に連れて行ったりしてましたが、奥様の体調も悪くなり、1週間ほど我が家で預かる事になりました。当日我が家にも、ポメラニアン(メス)里親で引き取っていたチワワ(オス)が既にいたので、長女がこのワンちゃん(ハル)にオムツを当てようと、玄関先でハルに手をかけた瞬間、娘の手足にしつこく噛みつき玄関先は血の海となりました。

泣きじゃくっていた長女は、私が悪かった…とハルを攻めませんでした。

そんな長女の姿を見て、私は驚きました。そして主人、次女も同様にハルに声を掛けてくれました。ハルはリードをつけっぱなしで老夫婦の食卓テーブルの椅子の脚にくくりつけられて、立ち歩きくらいしか、自由な行動?しか、できませんでした。(今もその立ち歩きは得意です)

ご主人様が退院され、お返しに上がりました。2人とも喜んでおりましたが、噛み癖は継続。ご夫婦2人とも以前より動作が緩慢な状況で、噛まれることは以前よりも頻回になりました。

ご夫婦にも娘様がいるのですが、持病もあり飼うのは無理な状況で、動物愛護団体へも地域包括から相談はしていましたが、なかなか上手く譲渡できずにいました。私の友人が飼っても良いとの事で引き取りましたが、初っ端噛みつかれてしまい、引き取る事を断念しました。

保健所にお願いすることを余儀なく決断した事を我が家で話したところ、主人、娘達から猛反対され 我が家で引き取る事になるのですが、私がこのまま引き取っても、ハルが可哀想…と思いインターネットなどで、久保木トレーナーに相談する事になりました。久保木トレーナーは快く面談の予約をしてくださり、その日のうちにトレーニングしてくださる事になりました。他のトレーナーは噛みつきがあるから…と門前払いの状態でしたので、藁にもすがる思いで、久保木トレーナーにお願いする事にしました。

長くて半年。との事を言われ、トレーニング代金も高額になる為、我が家で全額負担するのも無理だったし、やはり飼い主にも動物を飼う事をしっかりわかって頂きたい思いもあり、老夫婦の娘様に相談し、月謝の7割を娘様、その他の費用は私の友人に少し出して頂き、残りを我が家で支払う事で決断しました。

久保木トレーナーに相談しながら、面会の時期を決めて会いに行きましたが、ハルが覚えていてくれた事。そして、人に慣れる事をハルが覚えた事。その姿を見る事ができ半年後我が家で正式に飼う事となりました。

我が家も、引っ越しをして新たな新居でハルを迎えました。初めは家族皆 噛みつかれてしまい私も精神的に追い詰められた時期もありましたが、主人、娘達が根気強くハルを我が家の家族として粘り強く、愛情をかけて接してくれました。

寂しがり屋で、気が小さく昼夜吠える事も多くゲージの横で主人が寝る時期もありましたが、今では朝まで吠えずに静かに寝てくれる様にもなりました。まだまだ油断は出来ない状況もありますが、少しずつ飼い犬としてのマナーは身について来たと思います。本当に久保木トレーナーに預けて良かった。と感謝しております。

今では、好きなおもちゃを私達家族に咥えて持ってきて、遊んで貰う事もできる様になりましたし、疲れると横で眠る事も多く見られる様になりました。雨の日や散歩に行けない朝晩は、きちんと所定の場所で排泄できます。気が小さく外の音に吠えたりもしますが、それもハルの個性?と許す事も出来る様になりました。

食事の時、寝る時以外は皆と一緒に過ごせてます。ハルがきて間もなく持病があったポメラニアンは亡くなりました。オスのチワワも虐待で右目が義眼で、先日ハルとケンカをしてハルがその子の義眼の目に噛みつき出血してしまい、私が泣いてそのチワワを抱きしめてるのをハルはゲージに自ら入り反省した眼差しで、見ていました。きっと反省しているのだと、信じています。

これからも色々あるとは思いますが、何かあったらまた久保木トレーナーに相談出来る!相談しようと思っております。

本当に、命の大切さを感じ、そして人の有り難さを感じました。これもハルのお陰ですね。

ありがとうございます、感謝致します。

 

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